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東洋医学の考え方14

2022.10.25

ならまち整骨院の林です🌲🌲

今回は東洋医学での腎の主な生理機能の考え方を2回に

分けて解説して行きます🌲🌲

🌲蔵精を主る🌲

精は精気ともいわれ、これは人体を構成し人体の各種機能をささえる基本物質と考えてます🌲🌲

蔵精とは、この精気を貯蔵することで腎の生理作用を指しています🌲🌲

精には先天のものと後天のものがあり、先天の精は父母から受け継いだ生殖の精で、後天の精は五臓六腑の精ともいわれており、脾胃で飲食物が栄養化されて五臓六腑に供給されます🌲🌲

先天の精は出生前に既に存在しており出生後は後天の精が先天の精を補充・滋養しています🌲🌲

🌲生長・発育・生殖を主る🌲

腎中の精気の盛衰は生長、発育、生殖に深く関わります🌲🌲

人は幼年期から次第に腎中の精気が充実しはじめ歯が生えかわったり髪が伸びたりといった変化をおこし、青年期に入ると生殖機能の成熟を促し、男子では精液を産出することが出来るようになり、女子では月経が来潮する様になり性機能が次第に成熟し、生殖能力がそなわります🌲🌲

老年期になると腎中の精気は衰え、性機能と生殖能力はこれに伴って減退、そして身体も次第に衰退します。腎の蔵精作用が失調すると必然的に生長発育や生殖能力に影響が及びます🌲🌲

不妊症・脱毛・歯のぐらつき・小児の発育遅延・無力感等の症状は全て腎精不足によるものと考えられます🌲🌲

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