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東洋医学の考え方19

2022.12.14

ならまち整骨院の林です🌲🌲

前々回は東洋医学の四診について紹介しましたが🌲🌲

今回はその中でも望診について解説して行きたいと思います🌲🌲

中医学は長期にわたる医療実践の中で🌲🌲

次第に体の外部の様子、顔面部・舌質・舌苔と臓腑の状態には密接な関係があると認識するようになりました🌲🌲

特に舌は東洋医学独特の診方がありますのでザックリと紹介していきます🌲🌲

🌲淡舌🌲

正常な舌色より淡白なものを淡舌といいます。陽気虚弱や気血不足の象であり虚寒証や血虚の病証にもみられます。

🌲紅舌🌲

正常より紅みの強いものを紅舌といいます。紅舌は熱証と関係があり、熱が盛んになると気血のめぐりが活発になり、舌体の脈絡が満ちてくると紅くなります。裏実熱証によくみられ陰虚内熱にもみられます。

🌲絳舌(こうぜつ)🌲

 舌色が深紅色のものを絳舌といいます。重症の内熱にみられます。絳舌は外感熱病では熱が営分、あるいは血分にあることを表しています。また内傷病では多くは陰虚火旺によるものです。

🌲紫舌🌲

 舌質の色が紫のものには寒と熱の二つのケースがあり、色が深い紫で乾いて潤いのないものは邪熱が激しく盛んであり陰液損傷である場合が多く、血気がふさがり滞っている徴候です。また色が薄紫あるいは青紫で湿潤しているものは陰寒内盛、血脈瘀滞が考えられます。舌に紫色の斑点がみられるものを瘀斑あるいは瘀点といい、これは血瘀の徴候です。

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